ソムリエのつぶやき

バックナンバー

第35回
ファーストクラスのシャンパーニュ

と、これだけ「サロン」を褒めているのに、ブラン ド ブラン(シャルドネのみから作られるシャンパーニュ)より、アッサンブラージュされた(ピノノワール、ピノムニエ、シャルドネの3種類を調合して作られる)シャンパーニュのほうが好きな私は、どうしても「サロン」以外を薦めたくなってしまうのです。国際線のファーストクラスには、常時2種類のシャンパーニュが搭載されており、「サロン」の他に、3ヶ月ごとにもう1種類のシャンパーニュが変わります。「ウイリアム ドゥーツ」や、「ベル エポック ペリエ ジュエ」や「ドン ペリニヨン」だったりします。あまり、一度に2種類のシャンパーニュを開けることもないと思いますので、興味がありましたら、飲み比べをしてみてください!ブラン ド ブランとアッサンブラージュされたものとの違いがはっきりわかっていただけると思います。そんな楽しみ方も良いですよね!

さて、飛行機が目的地に近づくに連れて、機内で提供されている飲み物たちの残りは、どうなると思いますか?
・・・残念ながら、全て廃棄されてしまうのです。それは、ミネラルウォーターでもオレンジジュースでも、幻のシャンパーニュ「サロン」でも同じ運命をたどります。ファーストクラスの担当をしていると、シャンパーニュを廃棄するのは本当に勿体ないと思いながらも、飲みたい気持ちを鬼にして、最後は両手をシャンパーニュで洗ってお別れします。実は、シャンパーニュって美白効果があるんですよ!

ブルガリ ラ テラッツァ ラウンジ
「ドン ペリニヨン」

この時季、特に、仕事終わりや、休日のシャンパーニュがとても美味しく、私は、それを楽しみに仕事をしているようなものです。特に、テラスがあるお店は心地良く、冷えたシャンパーニュを楽しむには最適です。オフでは、素敵なサービスを受ける番!ベージュ アラン デュカス東京のテラスでは、「ウイリアム ドゥーツ」を、ブルガリ ラ テラッツァ ラウンジでは「ドン ペリニヨン」を頂くことができます。銀座に居ながら、風を感じ、日光浴もしつつ、片手にはシャンパーニュ!こんな時間が大好きです!

ベージュ アラン デュカス東京
http://www.beige-tokyo.com/ja/

ブルガリ ラ テラッツァ ラウンジ
http://www.bulgarihotels.com/ja-jp/tokyo-osaka-restaurants/tokyo/la-terrazza-lounge

コメント