ソムリエのつぶやき

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第17回
KRUG meets KANDA in 香港!

最近、香港に足を運ぶ機会が多くなり、そんな中、東京でお気に入りのミシュラン三ツ星の飲食店「かんだ」が、香港のマンダリンオリエンタルホテル内のKRUG ROOM(クリュッグ ルーム)とのプロモーションを開催するとのことを神田さん本人から伺いました。
大好きな神田さんのお料理をKRUGと共に頂けるなんて、なんて素敵な企画なのだろうと思い、早速予約を入れましたが、こちらたった4日間だけの企画・・・。遡ること4月9日から12日だったのですが、2月末からマンダリンオリエンタルホテルにお電話をし続け、まだ予約を取っていないと断られ続け、その後はメールでのやり取りを十数回。最終的に、希望していた日にちは取れなかったものの、あちらから、空きが出たとのことで最終日にお邪魔することができました。
マンダリンオリエンタルホテル内のKRUG ROOMは、スタッフ無しには入れない場所にありまして、こんなところに、こんな素敵な空間があるのかと思うようなシガーバーの奥に位置します。しかも、たった12席だけ。
この日は、八重桜や松が飾られ、日本らしさが演出されていました。いらした方は、ほとんどが外国の方。4日間通しても、日本の方は数えられるほどだったそうです。今年は桜が満開の時期に日本に居られなかったため、満開の桜に迎えられたことからスタートしたこの日は、かなりご機嫌でした♡

グランキュヴェ

最初に到着した私たちは、お料理がスタートするまで、KRUG のスタンダード、グランキュヴェをフリーフローのように数杯頂き、神田さんが登場するまでには、かなり良い感じになっていたのは、ここだけのお話!だって、グラスのシャンパーニュが少なくなると、スタッフの方が、何度も注いでくれたんですもの!以前、「ルイロデレール クリスタル」のフリーフローについても書きましたが、KRUGも十分素敵なシャンパーニュですので、このように、好きなだけ頂けるなんて、贅沢なこと!


一皿になった洗いのお料理(一品目)

12名揃ったところで、お料理がスタートしたのですが、最初のお料理から、度肝を抜かれました。「伊勢エビの洗い」が一品目だったのですが、こちら、な、なんと、KRUGグランキュヴェで伊勢エビを洗ったのです!!!お料理に使われるワインと同じものを合わせると素晴らしいマリアージュになるといわれていますが、KRUGと合わせるのに、KRUGで洗ってしまうという、斬新さに感動しましたし、これが「KRUG meets KANDA」なのだと実感した瞬間でした。こちらの「洗い」は、紫蘇のゼリー、クリュッグマヨネーズ、キャビアとともに一皿になり提供されたのですが、このKRUGとのマリアージュが最高だったこと!思い出すだけでも顔がほころんでしまいます。


伊勢エビの洗いを作る神田さん

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