ライターHの“デジモノ”放談

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第11回
レンズ性能にこだわる「LUMIX DMC-LX5」はプチ改造して使え!

フリーライターという仕事柄、カバンの中にデジタルカメラを常備している。現在、愛用している機種は、昨年購入したパナソニックの「LUMIX DMC-LX5」(実売価格:3万7800円)。レンズを交換できないLUMIXシリーズの中では、最上位の製品になる。なぜ、このコンパクトデジカメ(以下、コンデジ)を選んだのか? この理由について紹介したい。

愛用するLX5は、広角撮影に強いコンデジだ。35mmフィルム換算だと24mm相当から撮影できる。最新のデジカメは広角寄りになってきたため、この点でのアドバンテージはなくなりつつある。

では、「光学ズーム機能がスゴいのか?」というと全く逆。LX5の光学ズームはたったの3.8倍しかないのだ。最新のコンデジは、最大15倍を超える光学ズーム機能のあるコンデジが数多くある。このためLX5は、望遠撮影に不向きといる。有効画素数も1010万画素と標準的だ。

ある意味、個性的ともいえるLX5。なぜ、LX5を選んだのか? 筆者が注目したのは「レンズの明るさ」だった。レンズの明るさを示す「F値」が「F2.0~」となる。F値が低いレンズほど、“明るいレンズ”と表現される。F値を下げるためには、レンズの口径を大きくするのが常なので、自ずと高性能レンズを搭載したコンデジとなる。

ちなみに一般的なコンデジは、F3台からが多い。LX5とはF値で1以上の性能差があるわけだ。わずかの差のように思えるが、価格競争の激しいデジカメ業界においてズーム性能にこだわらず、レンズ基本性能に力を入れている姿勢が気に入り、購入した。

パナソニックの高級コンパクトデジカメ「LUMIX DMC-LX5」。35mmフィルム換算で24mm~90mm(F2.0~F3.3)。本体サイズは、10.97×6.55×4.3cm。重量は約271g(撮影時)

今年の夏、真っ暗なキャンプ場で蝉がふ化しているところに出くわした。スマートフォンで撮影しようと思ったらブレブレの写真となってしまったため、LX5のISO感度を上げて撮影した

世界遺産に登録された中尊寺金色堂の「旧覆堂」で撮影した作例。旧覆堂の中は薄暗いため、明るい大口径レンズが力を発揮する

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