ライターHの“デジモノ”放談

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第11回
レンズ性能にこだわる「LUMIX DMC-LX5」はプチ改造して使え!

LX5とレンズキャップの直径が同じだったことを幸いとし、LX5用に装着しようと思い立ったのが、この改造がネット上に広まる発端だったようだ。ただし、そのままの状態では、LC-02をLX5に装着できない。レンズキャップの内側にある出っ張りを、削り取る必要がある。カッターやニッパーで少しずつ削っていくか、「リューター」(電動グラインダー)という加工器具を使って作業する。

筆者は、100円ショップのダイソーでAC電源タイプの「リューター」を購入(840円)して加工作業に使った。筆者にとって初めての作業だったが、30分ほどで加工し終わった。あとは加工済みのLC-02を、LX5のレンズ部に押し込むように装着する。

最後にレンズキャップの位置を調整する。開いたレンズキャップが、内蔵ストロボの光を遮ることがあるためだ。白壁に向かって、ストロボを強制発光した状態で写真を撮ると、干渉具合がよく分かる。できるだけ干渉しないようにレンズキャップを回しながら、位置を調整する。

紹介した改造方法は、個人的な責任で試したメーカー非公認のやり方となる。デジカメのレンズ部の動作などに問題が起きても、自己責任となるので注意して欲しい。筆者はリスクをおかしても、使い勝手を改善するために改造を施して利用している。需要は多いと思うので、次にモデルチェンジしたときは、自動開閉式レンズキャップを別売のアクセサリーに加えてもらいたいものだ。

開いたレンズキャップがストロボの光を遮らない位置へ、取り付けたレンズキャップを左右に回しながら調整する(上の写真は調整済みのもの)

関連サイト

LUMIX DMC-LX5 公式サイト
http://panasonic.jp/dc/lx5/index.html

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