縦長のウェブページを快適スクロール

3つ目のポイントは、今やマウスには欠かせない「スクロールホイール」だ。縦長のウェブページやズラリとデータが入力されたエクセルファイルを読み進めるとき、左右のクリックボタンの中央にあるスクロールホイールが活躍する。わざわざ、マウスでブラウザーの右側に表示されるスクロールバーを操作しなくても、スクロールホイールを回せばページを上下にスクロールできるからだ。

最近はTwitterのタイムラインなど、下へ下へとページをスクロールしながら読んでいく機会が増えた。今後ますます、スクロールホイールの使いやすさが求められるはずだ。

マウスのスクロールホイールは、大きく2つのタイプに分かれる。ひっかかりなくスルスル動くタイプと、カチカチという感触を伴って動くタイプだ(中にはスルスルとカチカチを切り替えられるマウスもある)。

筆者はロジクールのM525を触ってみて、スクロールホイールの動きにほれてしまった。個人的にスルスルと動くタイプが苦手で、カチカチと感触のあるタイプを好んで使っているのだが、M525はこの2つのいいところを兼ねそろえている。微妙にカチカチとした感触を残しつつも、あまり力を使わなくてもスムーズに回っていく。「スマートフォンで画面をタッチスクロールするときのような操作感を目指した」と聞いたが、なるほど納得。個人的にも絶妙なスクロール感だと思う。

エントリークラスの無線マウスながら、細部にこだわりが感じられる「ロジクール ワイヤレスマウス M525」。付属マウスに不満を感じている人、有線マウスから無線マウスにステップアップしてみたい人にお薦めだ。