お元気ですか?授雲です。
のどかな春の装いを感じる季節になりました。
錦江湾にそびえる鹿児島のシンボル桜島も雄大で素敵です。

さて、先日47歳のS子さんが来店されました。
「授雲さん、これから先の仕事をどうすれば良いか迷います。看護師をしているのですが先日の会議で師長に選ばれたのです。正直私で務まるのか迷っております。実は、今年のボーナスをもらってから辞めようと思っていたのです。」

授雲:「辞めたい理由は何ですか?」
S:「師長になる可能性があると思ったので…」

仕事を毎日一生懸命頑張ってはいるものの、いざ責任が重くなってくると臆病になり、そしてプライドを傷つけられるような場面があると逃げる。きっとSさんも自信がないのでしょうが引き受けることでしょう。選ばれたことは嫌なことではないはずです。受け入れる人は「仕事ができる人」なのですから。

現在は、一生懸命頑張れば大丈夫という時代でもありません。年を重ねていくうちに仕事以外の人に助けられ励まされ、やはりこの会社で頑張ろうと思うこともあると思います。将来的な安定、体調を考えながらの選択も大事なことです。一生働き続けたいと思うなら常に情報収集をしながら仕事以外の人との出会いを生かしていくことだと思います。10年仕事を頑張れば、「あっ!こういう事か」「理解出来てきた、面白くなってきた」と一致することがあるものですから不思議です。自然に自分の事が理解できるのだと思います。

「自分のことを理解できる」=「自分の可能性も理解できる」

自分のことを理解できることは、自分に何ができるか見つけることができるということなのです。