ソムリエのつぶやき

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第33回
こんなところに、ビストロが・・・in 沖縄

翌日は、開店早々、お店に行き、前日のお礼に、持ち込みのワインを4人で飲みながら進めました。なかなか旅先で、このような出逢いは無いものですが、前日出逢ったと思えないくらい仲良くして頂き、ワインで結ばれた素晴らしい出逢いに感謝しつつ、グラスを空けていきました。メニューの多くは、豚肉を使ったものが多いのですが、パテは1ヶ月かけて作られていたり、ソーセージやリエットも自家製だったり、とにかく手が込んでいます。沖縄で食事をしているのを忘れてしまうくらいの空間でした。メニューには、沖縄県内で作られたチーズやパンもあり、それらもマスターと同じように、こだわりのある作り手さんたちのもので、どのお皿にも愛が感じられました。接客も2人の息が合っていて、心地良いものでした。どんなお客さんとも仲良くなってしまう奥さまに、接客のヒントを頂いたような気がします。まだ、オープンして間もないこのお店ですが、知名度が上がったら、予約が取れなくなる予感です。近くにあったら間違いなく通いたいお店。本場で沖縄料理も良いでしょうが、こんなこだわりを持つマスターが作るフレンチ、かなりおすすめです!


シャルキュトリー

手づくりソーセージ

Johnさんのチーズ
(ブルー&うこん)


そう、どうして「おんな食堂」という名前なのか、2日目の帰りまでピンとこなかったのですが、ここ、那覇市より車で40分ほど北の「恩納村」というエリアだったからです。だから「おんな」だったのね~!マリンリゾート地として有名な場所で、ダイビングショップも多く、海がキレイで、繁華街にはたくさんの飲食店がある、栄えた場所です。恩納村に行った際には、ぜひ、「おんな食堂」へ!!

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