ソムリエのつぶやき

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第13回
ワインが豊富なお寿司屋さん in 宮崎

マルヴァージアとウニ

と、こんな感じの四男劇場は、まだまだ始まったばかり!
「はい、次はウニをつまみで出しますね!」と三男の方が発すると、手元のグラスには、イタリアのマルヴァージアが!マルヴァージアは、イタリアの土着品種で、イタリア全土で作られているブドウ品種です。こちらは数日前に、抜栓されていまして、既に香りはヴァンジョーヌや若干の貴腐ワインのような感じ。まさか、これをウニに会わせるとは・・・。味わいは、香りとは全く違い、かなりドライで、酸味を感じるものでした。これが、まさか、まさかのウニと合うのです!塩水の塩加減がこのマルヴァージアの酸味と合う、なんて、どうして考えられたでしょう。本当に素晴らしいと思いました。

この後、エイジングした「かます」の握りと更に熟成したマルヴァージアを出して頂いたのですが、これも、さすがのマリアージュでした!
・・・と、まだまだ書き足りないのですが、私に与えられたスペースも限られていますし、ぜひ、皆さんにも体験して頂きたいので、今回は、全ては書かないことにします。

かますとマルヴァージア

かますに合わせたマルヴァージア


このように、光洋のご兄弟の素晴らしいパフォーマンスとともに、宮崎の夜を堪能しました。本当に特別なお時間で、まるで、現実逃避したかのよう。宮崎ですので、なかなか足を運ぶことができないのですが、もう、今すぐにでも頂きたい握りと焼き物たち!
次に行けるのはいつになるかしら・・・
こんな特別すぎるお寿司屋さんに、ワイン好きの皆さんにも、ぜひ、足を運んで頂きたいと思います!

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