今さら聞けないワインの話

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第12回
お花見に春ボジョレー

プレミアムナイトを終えて

去る3月9日、イタリアンシェフ栗本清氏のお店「ベジタリア代官山」で開催されたイベント「イタリアン&ワイン プレミアムナイト」では、たくさんのすてきな方々に囲まれながら、ソムリエとして楽しく腕を振るわせていただきました。
今回、栗本シェフが用意してくださったのは、奈良産の野菜をふんだんに使ったお料理でしたので、野菜の味が生きるワインを選びました。

1本目

カーブドッチ スパークリング ロゼ・ブリュット

2本目

モンキエロ・カルボーネ ロエーロ アルネイス「レ•チット」2008

3本目

ヴィネス2006 ロッカ・ベルナルダ

4本目

ラ・フォルトゥーナ ブルネロ・ディ・モンタルチーノ

中でも人気があったのは、1本目と3本目。
1本目は、ワインをお出ししながらクイズも出題しましたので、インパクトが大きかったのかもしれません。
ちなみに1問目は、「このスパークリングワインの産地はどこでしょう?」。皆様がお考えになる中、日本の、しかも新潟のスパークリングワインなのですよと発表しますと、多くの方が大変驚かれていました。そして、多くの方がお気に召してくださったようで、とても嬉しく思いました。
3本目は、シャルドネ50%、ソーヴィニヨンブラン45%、トカイ5%のセパージュ(品種別の混合割合)で、シャルドネのみ樽(たる)発酵させたものです。
バターのようなリッチな香りと、濃密で深みのある味わいがあり、色も黄金色に近く、高貴な雰囲気を漂わせたワインです。こちらも大変好評でした。

栗本シェフ、エクシオ代表西澤さん、そして私、それぞれが異なるテーマで「フロム・ナウ」にコラムを連載しているわけですが、それぞれのご愛読者がこのように集い、交流できたことは、とても意義深いことだったのではないでしょうか。
ワインにあまりなじみのない方にも、気軽にワインを楽しんでいただきたく、ワインのチョイスに工夫をしたり、クイズを出したりしましたが、そんな中で私自身もとても楽しませていただきました。

またこのような機会がありましたら、ぜひまた楽しませていただきたいと思います。
さあ、次回は、どんなコラボレーションイベントになるでしょうね!

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